爪切り師と鼻くそハンター


週に一度ぐらいかな、爪切りは僕の役。




幼児用爪切りのハサミ。




一方、妻は鼻くそハンター。
四六時中鼻を覗いては、とても楽しそうに大物を狙っています。








外食


産まれてからは娘の生活リズムに翻弄される。
もちろん外に連れ出すこともまだできないので、
日々の食事はおウチで、その買い物すら僕が娘を見ている合い間に、
妻がそっと出かけて短時間で帰ってくる。
時には外食してみたら?と言っても、なかなか一人では行きにくい、
というかあまり楽しくない。

天気が良すぎる日。
ちょっと車で出かけて、なにかテイクアウトできるものでも買って、
どっか気持ちのいいところで食べようと試みた。
退院の時もおとなしく寝てたし、車も平気なはずだよ。
ついでに少しの買い物も済ませよう。
そうテンション高く出掛けた。

最初に寄ったドラックストアで僕が娘と車内でお留守番、
妻が買い物をするのに車を降りてちょうど店内に入ったくらい、
もうギャン泣きがはじまってしまった。
僕は後部座席に移り彼女を抱くのだけど、一向に収まらず、おむつの確認。
おう、出てる。。。
クリアなガラスのPANDAの車内でおむつ交換。
このあともあまりご機嫌よくないのをなんとかあやしながら、
他の予定は諦めて、僕はモスバーガーをテイクアウトしてきた。

ほんとはこのまますぐ家に帰ったほうがいいのだけど、
近くの港に寄ってPANDAのなかで二人いそいそと食べた。
それでも妻は久々の外食に、おいしいと笑顔をくれた。


















なってみないとわからないものである


もちろん子どもは嫌いというわけではなかったけど、
友達などがよく自分の子どもの写真を見せたがるのとか、
抱いてあげてと子どもを渡されるのは正直苦手というか、
ちょっと迷惑ぐらいに思っていたし、
自分の子に対しての実感がまるで沸かなかったから、
なんというか、不思議だった。


こんなにもかわいいとは、思ってもみなかった。


自分の子はかわいいと、さんざん聞いてきたけど、
こんなにもか! 
なってみないとわからないもんである。

接している時間は、ぐっと娘だけに集中する。
まだ寝る、飲む、出すしかない生活リズムの彼女と接するといっても、
おしめを替えることだったり、お風呂に入れることだったり、
抱いて寝かせることだったり、そのまま一緒に寝ることだったり、
およそ彼女のごきげんに合わせるだけ。
なのに飽きないし、いつのまにか何時間も経っている。

仕事がとても忙しくても、睡眠時間をいくら削られても平気というか、
むしろそういう忙しさが前向きな気持ちにしてくれる。
すべてのことに集中して行動力がぐっと増す。
なんでもできそうな、自分がぐっと成長するような、
そうだ思い出した、こういう状態、この良好なハイの状態、
恋をしている時のようだ。
彼女に恋をしているといえば、それはちょっと違う感覚なんだけど、
恋をしている時のような状態を与えてくれる。
恋は自分を成長させてくれるね。

ありがとう。
これでパパはより磨かれそうだ。




















誕生





このときのことは、いずれゆっくり書こう。
とにかくステキな日だった。
















はやくでておいでー




臨月に入ると、この歌が頭の中をリピートしていました。





2日前



おっきくなったなーと、あらためて写真を撮った。
誕生の2日前。